本当の「プレミアムカード」はアメックス(プロパー)のみになってきた話し

6月1日を皮切りに、主に2つの会社の「プレミアムカード」がサービス変更に踏み切った。
(JCBは4月から次第に始めている)
一つは「セゾンプラチナアメリカン・エキスプレス・カード」
もう一つは「JCBプラチナ・カード」である。
セゾンプラチナの方は年会費を22,000円から33,000円(税込み)にあげて、新サービスを加えた。
一方のJCBプラチナは年会費を上げることなくサービスのみを改定。
キツいことを言ってしまうと、この2社は「プレミアムカード」を出すには底辺企業、底辺ブランド(つまりはブランド力がない)なため、「プレミアムカード」と言ってしまっていいのかも疑問が残る。
特にセゾンカードの方はカードデスクが10:00~17:00で、一般カードと同じデスクが対応するため(電話番号のみは一応分けてあるが)、今まで数回かけて、一番早くて40分、平均1時間は待たされた(本当に)。
セゾンプラチナカードはちっとも「プレミアムカード」ではないことを記しておく。
アフィリエイト目的のサイトは「この価格でこのコスパ!」とか必死になって宣伝しているが嘘である。
サービスの「数」は多いが、いずれにしても「使おうとすると担当者が把握しきっていなくて使えない」という低レベルカード会社特有の事象にぶつかる。
JCBも同様で「日本発、唯一の日本の国際カード」「日本の『おもてなしの心』を・・・」云々言っているがこれも「大嘘」と私は断言する。
アフィリエイト、広告収入に必死なサイトは「電話がつながるのに脅威のワンコール!」「こっちが恐縮してしまうほど丁寧な対応!」とか言っているが、私には「大嘘」としか思えない。
・感じが悪い
・やる気がない
・温かみに欠ける(至って事務的)
・訓練がされていない担当者が99%
・できれば依頼を断る方向で考えている
のが丸出しである。
以前は感じが良い担当者もたくさんいたし、かなり助けてもらったことがあるので
文句は言いたくなかったが、とにかくJCBは「プラチナ」をはじめとする「プレミアム会員」を増やしすぎた。
アメックスも「プラチナ」を申し込み制にして、昔に比べるとかなり担当者の質は落ちたが、もともと高いレベルにあったので、まだ許容範囲である。
あの「いろいろ操作したり、なんか言ったりしないとなかなか目的のところに繋いでくれないあほあほシステム」はなんとかしてほしいが。
JCBは壊滅的。
平気で「やってもいいですけれど・・・・」というコンシェルジュが増えた。
そしてとても感じが悪い。
とにかく感じが悪い。
事務的かつ「やる気がない」「できれば断りたい」が丸出しなので、いっそのこと「コンシェルジュサービス」自体廃止にするか、他社に投げたほうがマシである。
加えて「やる気がない」ため、すべてが「やっつけ仕事」丸出しの結果が返ってくる。
「すみません、それはすでに知っているお店で「それ以外」って指定しましたよね・・・?」とはしょっちゅう。
指摘すると謝罪もなしに「そうですか。もう一つ提案を出していますが、そこではご不満ですか?」と来た。
素晴らしい「日本のカード会社だからできる『おもてなし』」である。
日本の恥さらしだ。やめてほしい。
長年JCBを利用しているが、ここ5年くらいで大きく、それは大きく質を下げている。
本当に「やる気のない素人が一応話を聞きますよ」それがJCBのコンシェルジュサービスのスタンダードになってきてしまっている。
もちろん、ちゃんとしていらっしゃる方もいるけれども、ごくごく少数になってしまっている。
ダイナースがすでに「プレミアムカード」戦線から脱落し、ダイナースブランドそのもの自体も生き残ることができるかどうかになってしまった状態で、世界的にブランド力が皆無のJCB、アメックスの威を借る狐のセゾン、知名度も評判も低迷しているLuxury Card・・・・・とうとう「プレミアムカード」と言えるのはアメックスのみになってきたような気がしてならない。